2006年11月22日

『涙そうそう』吉田紀子 / 吉田雄生著

久しぶりに思いっきり本で涙を流した。

妻夫木聡、長澤まさみ出演の映画
『涙そうそう』の本である。

映画は観ていないけれど
TVスポットで何度か目にした
妻夫木聡が鼻を指でつまみ
涙を流しながらもこらえようとしている姿。

果たしてそんな姿が目に焼きついているからか
読みながら実在している妻夫木&長澤の姿で
イメージしながら話を読んでいるせいか
軽くページは進んでいった。

で、最終的には「号泣」の字が
本当にあてはまるくらい
夜中ベッドで読みながら涙した。

話としては血の繋がらない兄と妹の
恋愛とも取れるお互いを想う心が描かれている。

最後には悲しい別れが二人を待っているのだが
もしこのふたりにそのような別れが訪れなくとも
やはり破滅へと足を踏み入れることになるのかもしれない。
そう思うと運命に翻弄された二人の姿に
またもや涙してしまう。

そして何よりも心に響いたのは、相手を思いやる気持ち。
まだ年齢が若く精神的に比較的幼いせいなのか
それとも相手を強く想っているがうえなのか
若干まだ自分本位での相手を思いやる気持ちだったりする。
でも本来「人」と「人」とが「時」を共有する場合に
基本的かつ一番大切なことであることを思い知った。

兄妹、男女、そういったものよりも
人の心と心が共鳴しているふたりの姿がある。

最後の事件は若干違和感を感じたけれども
全体的にとても心に突き刺さった作品だった。


nada_sousou.JPG
posted by nisse at 19:20| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | BOOKS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最後を感じるのかー
Posted by BlogPetのmoco at 2006年11月25日 12:45
Utacoで、翻弄された。
Posted by BlogPetのmoco at 2006年12月03日 12:30
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。