2006年12月12日

『朗読者』 ベルンハルト・シュリンク著

父親が好きな小説の中の一冊。

大きく分けるとこの小説は2部にわかれている。

前半は15歳の少年ミヒャエル・バーグと
年上の女性ハンナとの激しい恋のお話。

そして後半は突如ミヒャエルの前から姿を消した
ハンナと意外なところで再会し
その後の事が綴られている。

何も余計なことは考えず、ただひたすら読んだ。
まさか後半にヘビーな題材が書かれていることは
想像もせずに、無心で読んでいた。
なぜ『朗読者』というタイトルになるほど
この話に朗読という行為が重要なのか。

この話の中のところどころに考えさせられる
「哲学」にも躓きながらひたすら読んだ。

はたして相手を考えたうえでの行動というのが
本当に相手にとって求めているものか、
相手にとって最も適切な行動なのか。
その行動は自己満足、または自己陶酔によって
起こした自分のための行動なのか。

最後の行を読み終えた後に心に残った
それらの疑問は未だ答えが見つからない。

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posted by nisse at 23:44| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOKS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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