2007年06月26日

『ドナウよ、静かに流れよ』 大崎善生著

大崎善生さんの本の中で
私には異色に思えた作品。

ウィーンのドナウ川に身を投げた
33歳の男と19歳の女。

何故彼らが死を選んだのか。
何故彼らは死ななくてはならなかったのか。

短い人生の幕を下ろした少女に惹かれ
「私」という大崎さん自身が
たどり着く真実とは…

そんな内容の作品。
今まで読んだ大崎さんの作品の中で
ちょっと違和感のある悲しいお話。
いつもだったらもう少し希望の光というか
心にぽっと灯るものがあるのに
なんだか人の内面の愚かさや
傷に触れた気分で悲しかった。

でも何故かまた大崎さんの作品を
手にしたくなるのがまた不思議。

これぞ大崎ブルーを使ったマジックだ。

nagare.jpg
posted by nisse at 23:06| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | BOOKS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Utacoは違和感のあるとおもってるの?
Posted by BlogPetのmoco at 2007年07月03日 13:09
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